成果のまとめ
3年間の安定運転を達成
2011年4月に本格運転を開始してから、2014年2月まで、約3年にわたり九州電力株式会社殿新小倉発電所に安定して良質な生産水を連続供給し、発電用水として支障無く活用することができ、海淡・下水再利用統合システムの長期運転実証を達成しました。
省エネ・低コスト、環境低負荷を実現
通常の海水淡水化システムに比べ、下水RO濃縮水等を希釈水として用いた統合システムでは消費エネルギーを39%(NEDO事業目標値30%)低減できるとともに、造水コストを30%低減できる見通しを得ました。
各種運転ノウハウを蓄積
統合システム特有のバイオファウリングの挙動を明らかにするとともに、RO膜処理における殺菌剤添加によるファウリング抑制方法を実用化しました。また、MBRでの下水由来微細夾雑物の膜処理に及ぼす影響や、UF膜処理の長期安定運転に関する各種運転ノウハウを蓄積しました。
国内外への情報発信
国際セミナーや展示会、国際研修など、様々な機会を通じて、ウォータープラザをPR。
<SIWW2011でのトップセールス>
<中東の政府へプレゼン>
<展示会でのプレゼン>
<国際研修>